静岡市立の文化施設『みほしるべ』にチョウの標本を寄贈しました。
静岡市三保松原文化創造センター『みほしるべ』は、静岡市清水区三保松原にあります。
ここは、天女の羽衣の民話で有名な羽衣の松がある名勝「三保松原」及び世界文化遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産としての価値や魅力、松原保全の大切さをわかりやすくガイダンスし、後世に継承する役割を担う文化施設です。
世界文化遺産認定に伴う静岡市の文化施設開設に際し、施設設立企画担当者の一人で樹木医の山田祐紀子氏からの依頼で2019年3月に三保松原周辺のチョウの紹介資料と標本を寄贈しました。山田氏は、文化施設開設時に松に被害を与えるマツノマダラカミキリの標本展示を企画し、その標本に並べる三保周辺のチョウの標本を探していました。『静岡県立地球環境史ミュージアム』の標本担当の平井剛夫氏に相談し、三保でチョウについて調べている私を紹介されたとのことでした。

主な寄贈標本一覧