クモマベニヒカゲ-タテハチョウ科-
- 種名
- 学名:Erebia ligea
和名:クモマベニヒカゲ
- 分布
- 北海道(大雪山系)・本州(中部山岳地帯)
- 食草・食樹 幼虫
- イネ科のイワノカリヤス、カヤツリグサ科のタニスゲなどの葉
- 食草・食樹 成虫
- クガイソウ、マルバダケブキなどの花蜜
- 出現期
- 7‐9月 年1化
- 前翅長
- 22⁻28mm
- ノート
- 高山帯下部の森林限界付近に多く、ダケカンバやミヤマハンノキなどの疎林に囲まれた草地に生息。翅の地色はエンジ色をおびる黒褐色で、翅のやや外よりに橙色の帯状紋があり、その中に小さな黒色紋が列をなす。1年目の冬は卵で過ごし、幼虫は2年目に高山帯にあるイネ科の植物を食べて、四令幼虫で成虫になるまで3年かかる。
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